バイオリン製作協会ミニコンサート
先日、たまたま弦楽器作家作品展を兼ねたミニコンサートへ行ってきました。
世界の名だたるコンコールで1位をとった菊田浩さんの作品をはじめ
有名な方たちの作品がずらーっと並んでおり
課題曲に合わせてバイオリン二ストが弾きます。
特にすでに名が通っている方の作品は音が安定していることが
多く、高音がきれいに出ていました。
バイオリンの音、特に高音は楽器と腕で全然違うのがよくわかります。
しかし作りはじめて数年という方の楽器も
素晴らしい音が出ており、
数年でこんな演奏ができる楽器を作れるようになるんだと驚きました。
職人というと
〇十年。。。修行という気がしますが
バイオリンの場合は技術は手だけでなく耳(音感)が大事だから
かもしれません。
音楽に関係ない仕事をしていたというよりはもともと音楽には近いところにいたという方たちばかりでした。
あまり上手なバイオリンをバイオリン単独の演奏で聞いたことがなかったのですっかりバイオリンの音に魅せられて
帰宅後ちょっと調べてみました。
なんと日本のバイオリン人口は10万人しかおらず
そのうち世界的な有名なバイオリン二ストは30人程度
なんだそう。
すごく狭き門、狭き世界のようです。
(このコンサートに来ている方も本当にプロ?関係者の方ばかりでした)
子連れでいくにはちょっと。。。という緊張感満載の
コンサートでした。(皆さん音を聞きにきているので)
しかし、娘もバイオリン、ビオラの違いがわかるようになったようで
その点は良かったかな。